2019年06月23日(日)
【公演迫る!お見逃しなく!】世界を駆けるジャズピアニスト待望のホール公演!お見逃しなく!
山中千尋トリオツアー2019
ニューヨークを拠点に世界を駆ける女性ジャズ・ピアニスト、山中千尋。
ダイナミズムと超絶技巧、ジャズの伝統と斬新なアレンジを併せ持ち、世界中で激賞されてきた唯一無二の音楽がパルティホールに響き渡ります!
最新作「ユートピア」はJazz Japan Awrad 2018 アルバムオブザイヤー受賞。
誰もが知るクラシックの名曲の数々を、想像を超えるジャズ・アレンジで生まれ変わらせた”自由なる音の楽園”を引っ提げた、待望のホール公演が実現します。
山中千尋
ピアニスト/作曲家/アレンジャー/プロデューサー
桐朋女子高校音楽科、桐朋学園大学音楽学部演奏学科(ピアノ専攻)を経て米国バークリー音楽大学に留学。在学中より幾多の賞を受賞し、数多くの有名アーティストと共演を重ねる。
バークリー音楽大学を首席で卒業後、2001年10月にジャズピアノの名門レーベル「澤野工房」から第一作『Living Without Friday』を発表、直後に大手CDショップのジャズ・チャートで一躍トップセールスをマークし、新人としては異例のデビューをかざる。
同時期から文化庁派遣芸術家在外研修員として一年間、アメリカでさらに研鑚を重ね、2002年12月にニューヨークの若手トップミュージシャンを従えた第二作『When October Goes』をリリース。ジャズ・チャート初登場第1位となり聴衆から絶賛を受ける。
日本でのライブ活動も本格化し、2003年初頭に行なった「山中千尋 ニューヨーク・トリオ ツアー2003」の模様を伝えたTVドキュメンタリ「情熱大陸」(MBS系)ではその国際的な活動をさらに広く知らしめることとなった。
2003年8月には上記ツアーの大阪公演を完全収録したライブDVD『Leaning Forward』を発表、その演奏と映像のクオリティの高さから、ジャズにおける映像作品の新しいすがたを提示、ポップスを含む全ジャンルのDVDチャートでベストテン内に初登場ランクインした。
ニューヨークを中心に世界各地で活動を続け、2004年1月には米NBCラジオ、カーネギーホールへ出演、5月には1年半ぶりとなる新作CD『Madrigal』を発表。
2005年1月にユニバーサル クラシックス&ジャズと契約。
8月に「情熱大陸 Special Live」(大阪公演)、「東京JAZZ2005」に出演、9月に待望のヴァーヴ移籍第1作『Outside by the Swing』を発表。オリコンデイリーアルバムチャート(邦楽・洋楽全ジャンル)で初登場20位、各ジャズ・チャートでは前作・前々作同様初登場第1位をかざる。10月からアルバム発売ツアーとして、「ツアー2005~"Outside by the Swing"」を全国各地で開催。
2006年9月、ヴァーヴ移籍第2作となる『LACH DOCH MAL』をリリース、2007年4月発表のスイングジャーナル誌「第57回日本ジャズメン読者人気投票」<アルバム・オブ・ザ・イヤー>部門で第1位を獲得。
2007年8月にヴァーヴでの3作目『Abyss』を発表、iTunes Store、HMV、タワーレコード、アマゾン他各種のジャズ・チャートで第1位。
10月にはヴァーヴから初のライブDVD作品『Live In Tokyo』をリリース(同年6月のツアー最終日を収録)、各ジャズ・チャートでの第1位はもとより、オリコンの全ジャンルDVDチャートで初登場第7位となる。
11月中旬より、「山中千尋 ニューヨーク・トリオ ツアー2007 "Abyss"」をイタリア~イギリス~ドイツ~日本で敢行。
2008年1月に『Abyss』がスイングジャーナル誌ジャズディスク大賞「日本ジャズ賞」を受賞。4月には同誌「第58回日本ジャズメン読者人気投票」<アルバム・オブ・ザ・イヤー>部門で2年連続第1位となる。
2月にピアノ~ギター~ベースによるドラムレス・トリオで故オスカー・ピーターソンに捧げた『After Hours』をリリース、9月には最新作となる『Bravogue』を発表。両作品ともジャズ・チャート初登場第1位。
2009年3月、『After Hours』が「第23回 日本ゴールドディスク大賞 <ジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤー>」を受賞。同月に『Abyss』がヨーロッパでもリリースされ、オーストリア、ドイツ、フランス、イタリアでライブ・ツアーを行なう。
5月から6月には、ニューヨークのトップ・ピアニスト10人の共演で開催される「富士通スペシャル 100 GOLD FINGERS」に参加。
10月に、今年生誕100周年を迎えるベニー・グッドマンへのトリビュート作『Runnin' Wild』を発表。Amazon、タワーレコード、HMV、ビルボードジャパンなどの各ジャズ・チャートで第1位を獲得。また、群馬交響楽団の公演にて、「ラプソディ・イン・ブルー」を共演した。
2010年は2月のロシア~ヨーロッパ・ツアーをはじめ、ニューヨーク、日本と世界各地でライブ活動を展開。9月には「東京JAZZ2010」においてテリ・リン・キャリントンの「モザイク・プロジェクト」にスペシャル・ゲストとして参加、またピアノ・トリオ作品としては2年ぶりとなる新作『Forever Begins』を発表する。アルバムの発売を受け、10月にはヨーロッパ、11月末からは日本でコンサートツアーを開催。
デビュー10周年となる2011年は、年初からソロ・ピアノによるコンサートをはじめ、オーケストラとの共演やアメリカ・ヨーロッパでのライブツアーなど各種プロジェクトが目白押しで、5月には米Deccaレーベル初の日本人アーティストとして『Forever Begins』が全米発売。リリース記念ライブをニューヨーク「Iridium」で開催。7月にはイタリアの「ウンブリア・ジャズ・フェスティバル」にてハービー・ハンコック、ウェイン・ショーター、マーカス・ミラーらによるスペシャル・グループのオープニング・アクトを務める。8月には新作CD『レミニセンス』を発表、「第1回 NISSAN PRESENTS JAZZJAPAN AWARD 2011 "アルバム・オブ・ザ・イヤー"」を受賞。
2015年9月からは母校である米ボストンのバークリー音楽大学にて、助教授として後進の指導を開始している。
2016年にデビュー15周年を迎え、Blue Noteレーベルから3作目のオリジナルアルバム『Guilty Pleasure』の発売記念ツアーを全国で行い成功を収めた。今年4月には名門ジャズクラブのロンドンのロニー・スコット、パリのニュー・モーニング、ミラノのブルーノート、ワシントンのブルースアレイに出演。それらの公演ではいずれもソールド・アウトとなるほどの評判を博し、英国ガーディアン紙のジャズレビューでも激賞される。8月にはNHK交響楽団と共演。また、米リンカーンセンターでのジェームス・P・ジョンソン・トリビュート記念コンサートにイーサン・アイバーソン、エリック・ルイスらと ともにソロで出演。
2018年、新作『ユートピア』をリリース。
生誕120周年迎える作曲家ジョージ・ガーシュウィン、生誕100周年迎える作曲家レナード・バーンスタインの楽曲をはじめ、有名クラシック曲を、山中自身による卓抜したアレンジと、自身のレギュラー・トリオによる疾走感溢れるスリリングな演奏で現代ジャズとして見事に表現されたアルバムとなっている。
収録曲にはジョージ・ガーシュウィンの「愛しのポーギー」「ストライク・アップ・ザ・バンド」、テクラ・ボンダジェフスカ=バラノフスカの「乙女の祈り」などのクラシックの名曲を中心に収録。
クラシックとジャズの邂逅で生み出した”自由なる音の楽園”は各方面で激賞され、JAZZ JAPAN AWARD2018 "アルバム・オブ・ザ・イヤー"を受賞。
桃井裕範(Drummer/Composer)
1984年生まれ、東京都出身。幼少のころより父親の影響で音楽に親しみ育つ。13歳でギター、15歳でドラムとピアノを始め る。2007年8月ニューヨーク に渡米、The City College of New York、Jazz Performance科に入学。ジャズ・クラシックセ オリー、アンサンブル、作・編曲をJohn Patitucci、Mike Holoberらより学ぶ。2010年5月、同大学を首席(Summa Cum Laude)で卒業。2010年8月よりQueens College Jazz Performance科にて修士課程を開始。2012年5月、同大学院を卒業。Kendrick Scottに4年間師事。氏の音楽観に多大な影響を受ける。その他にも、Johnathan Blake, Greg Hutchinson, John Rileyらに師事。2013年、Nir Felderらを従えたリーダーアルバム『LIQUID KNOTS』をリリース。
山本裕之(bass)
1985年5月31日、ピアノ調律師の次男として山口県で産まれ育つ。幼少の頃よりピアノを習う。18歳から東京に拠点を移しウッドベースを斉藤誠氏に師事。ドラマーの力武誠氏、ピアニストの荒武裕一朗氏のバンドに抜擢された事をきっかけに様々なジャズバンド、セッションを経験する。(主な共演者は中村誠一、直居隆雄、岩見和彦fromナニワエキスプレス、椎名豊、高橋徹、高瀬龍一、中路英明、大槻カルタ英宣、類家心平、矢野沙織)その後、 活動の場を広げ、サポートベーシストとして結城安浩(ESCOLTA)、朝丘雪路、假屋崎省吾、井手麻理子、hiro-a-key、佐々木秀実、などと共演、ライブ、ツアーを経験する。現在ジャズベーシストとして自身のバンド「Yamamoto Hiroyuki
Quintet」を主催。
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